【作業中】PB-100とPCをUSB経由で接続してSAVE/LOADするソフト

使い方は？

インストール

　「ダウンロード」からインストールパッケージをダウンロードして下さい。
　インストーラー版は、zipファイルを解凍したフォルダに setup.exe があります。 setup.exeを実行するとインストールが始まります。
　インストール後は、スタートメニューから pcif を実行してください。

（注意）古いバージョンが既にインストールされている場合は、先にアンインストールしてからインストールを行って下さい。
インストールできない場合は zip圧縮版 を使用して下さい。

メイン画面

pcif.exeを実行するとメインのウインドウが開きます。
接続しているポートが異なる場合は、 「COMx」の部分をプルダウンしてPBと接続しているポートに変更して下さい。

PBと接続されていないときは「PB/FXとの接続を確認してください。」と表示されます。 USB-IFの接続を確認して下さい。

SAVE

PB-100からSAVEしたい場合は「SAVE」ボタンを押します。

「保存ファイル名」に保存するファイル名を入力します。
「作業用フォルダ」にはファイルを保存するフォルダを入力します。 「...」ボタンでフォルダを選択できます。
「OK」ボタンを押すとSAVEデータの待ち受け状態になります。

このタイミングでPB-100に SAVE [EXE] または SAVE A [EXE] を入力して下さい。
ウインドウに受信した文字が表示され、プログラムファイルが作成されます。
list730を使用する場合、自動的に変換が行われてBASICファイルが作成されます。
終わると「SAVEが終了しました。」と表示されます。
待ち受け状態で何もしないで10秒経過するとSAVE操作は終了します。

LOAD

PB-100へLOADしたい場合は「LOAD」ボタンを押します。

「読込ファイル」に対象のファイル名を入力します。 「...」ボタンでファイルを選択できます。
「OK」ボタンを押す前にPB-100で LOAD [EXE] または LOAD A [EXE] を入力して下さい。
「OK」ボタンを押すとLOADデータの送信が始まります。
bas730を使用する場合は「読み込みファイル」にBASICファイルを入力します。
「OK」ボタンを押した後、自動的に変換が行われてプログラムファイルが作成されます。

設定

「設定」ボタンを押すと設定画面が開きます。

「BASICファイル拡張子」はBASICファイルの拡張子として使用する文字列を入力します。
「プログラムファイル拡張子」はプログラムファイルの拡張子として使用する文字列を入力します。
「フォント選択」ボタンを押すとフォント選択ダイアログが表示されるのでフォントを選択してください。

「bas730.exeを使用する」のチェックを入れるとLOAD時にBASICファイルをプログラムファイルへ変換するようになります。 チェックを外すと変換を行いません。
bas730.exeの「ファイルパス」にbas730.exeのフルパス名を入力します。「...」でファイルを選択できます。
bas730.exeの「オプション」にbas730.exeへ指定するコマンドラインのオプションを入力します。

「list730.exeを使用する」のチェックを入れるとSAVE時にプログラムファイルをBASICファイルへ変換するようになります。 チェックを外すと変換を行いません。
list730.exeの「ファイルパス」にlist730.exeのフルパス名を入力します。「...」でファイルを選択できます。
list730.exeの「オプション」にlist730.exeへ指定するコマンドラインのオプションを入力します。

「OK」ボタンを押すと設定内容を反映してダイアログを閉じます。
「キャンセル」ボタンを押すと設定内容を破棄してダイアログを閉じます。

「bas730.exeを使用する」を有効にした場合は「bas」ボタンが表示されます。
「list730.exeを使用する」を有効にした場合は「list」ボタンが表示されます。

PRT ON

「PRT ON」ボタンを押すとプリンタ出力受信状態になります。
PB-100で [MODE] 7 と入力してPRTモードにして操作して下さい。
プログラムからは MODE 7 を実行しPRTモードにして下さい。
プリンタ受信状態では「PRT OFF」ボタン以外無効になります。

終了時は、PB-100で [MODE] 8 としてPRTモードを解除して下さい。
プログラムでは MODE 8 でPRTモードを解除して下さい。

「PRT OFF」ボタンを押すとプリンタ出力待受状態が終わり、 ファイル選択ダイアログが表示されます。

出力結果を保存したい場合はファイル名を入力してから「保存」ボタンを押して下さい。
破棄する場合は「キャンセル」ボタンを押して下さい。

プリンタ出力待受状態が終わると「PRT OFF」ボタンが無効となり、 それ以外のボタンが有効になります。

プログラムファイルとBASICファイルとの変換

「list」ボタンを押すとファイル選択ダイアログが開きます。 プログラムファイルを選択するとBASICファイルへ変換します。
「bas」ボタンを押すとファイル選択ダイアログが開きます。 BASICファイルを選択するとプログラムファイルへ変換します。

ファイルの内容は？

BASICファイルの例

プログラムファイルの例

ライセンス

　このプログラムはMITライセンスとします。
Released under the MIT license
https://opensource.org/licenses/mit-license.php

　ソースコードは下記から取得可能です。
pcif Ver.0.1.2 βソースコードのダウンロード

履歴

■Python版
2024/07/07 Ver.0.0.1 試作
2024/07/08 Ver.0.0.2 α２ LOADのファイル名がSAVE時のものになっていたバグの修正
2024/07/08 Ver.0.0.3 α３ SAVEファイル名が重複しないよう変更、LOADファイル選択をフルパス名に変更
2024/07/09 Ver.0.0.4 α４ メッセージの表示関連を整理
2024/07/09 Ver.0.0.5 β COMポート選択のバグ修正
2024/07/10 Ver.0.0.6 β２ SAVEファイル名をユニークにするかどうかの選択を追加、英語対応
2024/07/10 Var.0.0.7 β３ 2ポート以上あるときのLOAD終了時にハングする症状の修正
2024/07/11 Var.0.1.0 α PRT ON モード対応
2024/07/11 Var.0.1.1 α２ シリアルポートが無選択の場合は処理を実行しないようにした
2024/07/12 Ver.0.1.2 β フォント変更機能追加、PRT OFF時のファイル保存機能追加、LOAD終了時のWait調整
2024/07/14 Ver.0.1.3 β２ フォント色と背景色変更機能追加、PRT OFF時のファイル保存機能仕様変更、LOADのファイル拡張子を調整

list730とbas730をどうしても間違えちゃう

　ぽよこまだんな氏の 【新型】CASIO PB-100シリーズ用USBシリアル変換モジュール を用いてPBとPCをUSB経由で接続できるようになりました。
　その次にやりたくなるのは、PB-SIM形式のリストの SAVE と LOAD です。
　ターミナルソフトを使用すると行えるのですが、なんとなくファイル操作が面倒です。 せめて勝手にファイルに保存して欲しいと思ってしまいます。
　そして、PB-SIM形式のBASICファイルを直接指定して SAVE/LOAD したいものです。
　ということで、作ってしまいました。
　あとは、プリンタ出力をリアルタイムにPBのフォントに変換して表示＆保存することができれば 満点？ちょっと難しいですけど・・・できんことはない？
　list730とbas730は毎回間違えてしまい、今回も作っている最中こんがらがってしまいました。 これで直接触らなくてよくなるかな？
　list70とbas730は、門真なむ氏 のサイト Little Limit の pockecom から 「bas730・list730 改造版」をダウンロードして下さい。