PB-100とPCをつなぐ～USBシリアル変換モジュール～

　Boothでac-shopさんの「CASIO PB-100シリーズ用USBシリアル変換モジュール」を購入させて頂きました。 データレコーダーが使えなくなっていてプログラムの保存ができないので困っていたところでした。 FA-3でPCのマイク端子につないでセーブできるというのは何となく分かっていたのですが、実際やってみるとうまくいきません。 そんな時のことでした。

　このモジュールにはケーブルがついていません。 USBケーブルのコネクタ形状にはいくつも種類があります。さて、この口に合うのはどのケーブルでしょうか？

　答えは写真の左から2番目です。

　ちなみに、左端はデジカメのケーブルです。 2番目は mini USB Type-B、ガラケーに使われていたケーブルです。 3番目は Micro USB Type-B、初期のスマホのケーブルです。 右端は USB Type-C 現在のAndroidスマホのケーブルです。

　それにしても、今時 mini USB Type-B って普通に入手できるものなのかな？ まぁ、購入する人の年齢層を考えると家にケーブルがあっても不思議ではないのかな？（失礼！）

（追記）mini USB Type-B のケーブルは、ヨドバシカメラ等で買えるようです。（2023/07/02時点の情報です）
ヨドバシカメラで「mini USB Type-B ケーブル」を検索

　PBの電源をOFFにした状態で変換モジュールをインターフェースコネクタに挿し、PCのUSBにつなぎます。 その後でPBの電源をONにします。PCに挿す前にPBの電源を入れてしまうと動作しません。

　PCでターミナルソフト・・・ここではTeraTermを使用しています・・・を起動して、PBでSAVEコマンドを入力します。 すると。ターミナルソフトの画面に文字が表示されます。PBのSAVEコマンドが終了するのを待ってファイルに保存するとセーブ終了です。 TearaTermの場合、実行前にログ出力をしておくと勝手にファイルに保存されます。

　ロードするときは、PBでLOADコマンドを実行した後でターミナルソフトから保存したファイルを転送します。 TeraTermの場合、メニューバーから[ファイル]－[ファイル送信]で行います。