2.SITOプログラム


 SITOプログラムは、テキストエディタを用いて作成するテキストファイルです。
 簡単な例として、HP 200LXのROMにあるTOPCARD.PCXを表示するプログラムを作成します。
 「L01.SIT」というファイルを作成し下記の内容を記述します。

-------- 以下 L01.SIT

print D:\_SYS\TOPCARD.PCX

-------- 以上 L01.SIT

 ファイルを作成したら、次は実行します。あらかじめ、カレントディレクトリか、パスの通ったディレクトリにSITO.EXEを用意し、コマンドラインから「SITO L01.SIT」と入力します。
 この場合、TOPCARD.PCXが表示され、そのままプログラムが終了します。そのため、表示内容が終了後も残ってしまい、画面が崩れてしまいます。それを防止するために、終了時に画面をクリアするようにします。
 画面表示→キー入力待ち→画面クリアという順序で処理を行うプログラムはL02.SITのようになります。

-------- 以下 L02.SIT

print D:\_SYS\TOPCARD.PCX
pause
cls

-------- 以上 L02.SIT